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進化するSwitchBot ロック Pro!その凄い性能と使い方を徹底解説。指紋認証パッドとの連携も行います。

2024年1月3日

SwitchBot ロックの上位モデルが登場

初代から2年で見違えるほどの進化

2024年1月、SwitchBot ロックの上位モデル「SwitchBot ロック Pro」が登場しました。
初代SwitchBot ロックは2022年1月に国内販売を開始し、スマートロックシリーズ売上げNo.1(2022年11月家電biz調べ)を誇り、【家電批評ベストバイ2023】では「年間ベスト・オブ・5つ星家電」を受賞。もちろん我が家でも大活躍しています。

そのようなSwitchBot ロックの上位機種ですから、製品発表のときから大注目でした。今回、幸運にも「SwitchBot ロック Pro(2セット)」と「指紋認証パッド」を試用する機会に恵まれましたので、「SwitchBot ロック Pro」による1ドア2ロック設置と、指紋で鍵を開けられる「指紋認証パッド」の連携までを徹底的にレビュー。このスマートロックがどのように生活を変える可能性があるのか、その魅力に迫ります。

SwitchBot ロック Proの凄いところに注目

SwitchBot ロック Proは、「ただドアロックをスマート化する」だけではなく、より細かなニーズにも対応し、また「スマートロックでいかに安全を守れるか」というセキュリティも重視されています。
では、具体的に初代SwitchBot ロックから何が進化したのでしょうか?ここではそれを確認していきます。

後付形として99%のドアロックに対応し、取付方法が簡単に

無段階可変機構
無段階可変機構によりつまみをキャッチ。

初代SwitchBot ロック(以下「初代」)や他社製品では、サムターンのつまみ部分とロックの接触部分は、いくつかのアタッチメントを交換して合うものを選択する方式でしたが、SwitchBot ロック Pro(以下「Pro版」)は、無段階可変機構により市販の99%のドアロックに対応。ネジでハサミの部分の開度を変え、サムターンのつまみをガッチリ固定。これにより滑ることなく、確実につまみを回せるようになりました。また、両面テープの粘着性能も2倍にアップ。更に固定補助テープが付属し、粘着力が最大になるまで時間がかかる冬季の作業でも、確実に接着できるようになりました。

設置のイメージはメーカの動画で確認可能

設置のイメージはSwitchBot社の動画で確認できます。とても分かりやすいですね(^_^)

モーターのパワーが倍にアップ!

使ってみて直ぐに分かったのですが、モーター音がパワフルです。メーカーによれば、モーターがパワーアップし解錠速度も回転する力も倍になり、施解錠の時間は半分になったとのこと。
折角なので、テストしてみました!SwitchBotアプリで2つ同時に解錠操作を行った結果ですが、本当に半分になっているのが良く分かります(音が出るので注意してください)(゚Д゚)/

SwitchBot ロック 初代(左)とPro版(右)の速度の違い

シーンやニーズで使い分ける、15タイプの施解錠方法

指紋認証パッド、スマホアプリ、リモートボタン操作、NFCタグ、音声操作など全部で15タイプの施解錠に対応しています。上下2箇所にサムターンがある場合、上下にロックを設置し、一度の操作で2つのサムターンを操作する「1ドア2ロック」にももちろん対応しています。
ただし、初代と同様、GPSを利用した「手ぶら解錠」には対応しません(施錠はドア締め検知により可能)。この機能が実装されれば完全にハンズフリーになるのですが、セキュリティとのトレードオフともいえるので、設計思想としては理解できるところです。

ワンタッチで施解錠できる「クイックキーを搭載」

クイックキーを搭載
ダイヤルをクリックするとモーターで施解錠

通常、スマートロック本体での施解錠は、本体つまみによる手動操作になりますが、Pro版ではつまみをダイヤル化し、ダイヤルのクリック操作でも施解錠ができます。人は年間約7,300回の施解錠を行っているそうですが、その煩わしさから解放されるのです。

電池を単3電池に変更し、バッテリー寿命も最長9ヶ月に延長

電池は単3電池に

これは嬉しい変更です。初代はCR123Aリチウム電池(3V)×2本で稼働しましたが、Pro版は単3電池(1.5V)×4本です。
単3電池であれば安く、そして入手性も高く、他の電化製品でも使うので多めに買い置きしていても無駄になりません。メーカー公称のコスト1/3まで減というのもうなずけます。
また、バッテリー寿命も最長9ヶ月に延長し、電池残量が少なくなれば(残量20%)アプリに通知が来るので安心設計です。
そして、万一電池切れの場合でも、SwitchBot独自の「微電流解錠機能」で、緊急で30秒間だけ鍵を開けることが可能となるそうです。

専用の充電式バッテリー(別売)が登場

ついに、充電式バッテリーが登場しました。A・Bの2系統を用意し、A系統のバッテリーが減少すると自動でB系統に切り替わる安心機構。バッテリー1本当たりの駆動時間は約6カ月とのことで、1年365日連続稼働が可能です。そして、バッテリー切れを起こした方だけ取り出して充電可能なので、理論上電源ONのままのずっと運用が可能となります。
なお、専用充電バッテリーについては、以下の記事でレビューをしています。

いざというときの安全性の高さが安心に

15種類の多様な施解錠に対応するSwitchBot ロック。やり取りされるデータのセキュリティは心配点ですが、SwitchBot ロックでは初代から一貫として銀行にも導入されているAES-128暗号化アルゴリズムを採用。高いセキュリティを確保しているので安心といえます。

他のスマートロックと比較する

我が家の玄関ドアの場合、これまで初代(上側の鍵)とSADIOT LOCK2(下側の鍵)を組み合わせていました。誰かが家にいるときは上の鍵だけロック。誰も家にいないときは上下どちらの鍵もロックという使い方をしていました。折角なので、Pro版・初代・SADIOT LOCK2の持ち味を比べてみることにしました。
なお、私が使った印象ではどれも主要な機能は押さえており、どれを買っても短期的に後悔はないかなと思いますよ。

SwitchBot ロック Pro、SwitchBot ロック初代、SADIOT LOCK2の比較表

SwitchBot ロック ProSwitchBot ロックSADIOT LOCK2
本体価格15,980円11,986円13,200円
電池(寿命)単3電池×4本
(9ヶ月)
CR123A×2本・1系統
(約半年)
CR123A×2本・2系統
(1系統あたり約半年)
充電池(バッテリー)○(2系統)
(系統あたり約半年)
××
音声操作(Alexa)
Wi-Fiユニット
(外出先から操作)

(他の家電も操作可能)

(他の家電も操作可能)

(他の家電は操作不可)
テンキー・指紋認証×
手ぶら解錠(GPS)××
ウィジェット
NFCタグ
オススメ度
2023年12月31日現在の価格・仕様

それぞれの製品には持ち味がありひとつに絞るのは難しい感もありますが、私なりの経験を基にした製品選びをしてみたので、参考にしてください。

  • 費用を抑えて1ドア2ロックにするなら「初代SwitchBot ロック
    新規で1ドア2ロック構成を目指すなら、初代に価格的メリットがあります(セールではこのメリットがなくなる場合もあり)。Pro版やSADIOT LOCK2との差は主に電池寿命と動作速度ですが、2セットで少しでも安く導入したいという場合は許容範囲ではないかと。
  • 完全手ぶら施解錠にしたいのであれば「SADIOT LOCK2
    GPS施解錠に魅力を感じるなら、SADIOT LOCK2一択です。ただし、100%成功する訳ではなく、また指紋認証非対応なので、例えばスマホがバッテリー切れを起こすと解錠不可になる弱点が。またSADIOT LOCKは鍵に特化しているため、家電も含めたスマートホーム化を目指すなら、結局SwitchBotシリーズのような製品を別途購入する必要があります。
  • 総合力で考えればやはり「SwitchBot ロック Pro
    完全手ぶら解錠に目をつぶるならやはりPro版が一番多機能であり、電池のコスト減で、長い目で見れば低コストになる可能性があります。SwitchBotのハブと連携すれば、例えば解錠すると玄関やリビングのライトが点灯するといったオートメーションの構築も可能であり、生活をより便利にすることも可能です。

SwitchBot ロックを使うなら絶対欲しい「指紋認証パッド」

既に何度か出てきていますが、SwitchBot ロックを使うなら絶対に欲しいのが「指紋認証パッド」。指紋認証が付かない「キーパッド」も販売されていますが、指紋認証付の方が絶対に便利です。
このパッドを使うと、パスワード(数字)認証と指紋認証の他、付属のカードキーで解錠が可能。施錠もボタン1つでOKです。

セキュリティ対策も万全。指紋認証パッドが無理に取り外されると、警告ブザーが鳴り、ただちにメールとアプリのプッシュ通知でお知らせ。迅速な警察への通報が可能となります。

SwitchBot ロックを使っていて、まだ指紋認証パッドを使っていないなら、追加購入も可能です。

ここまでのまとめ

  • SwitchBot ロック Proは、機能と価格面の総合力で他社のスマートロックを圧倒しているといえます。
  • 電池を単3電池にしたことにより、運用コストを劇的に下げることに成功しています(専用充電可能バッテリーも販売予定)。
  • Wifiキット(ハブ)を購入すれば、外出先から施解錠の他、家電の操作も可能になります。
  • 指紋認証パッドを購入すればスマホがなくても施解錠が可能になるので、オート施錠設定時でも安心です。
  • Alexaとの連携で、声で施解錠ができるようになります。ただ、解錠についてはセキュリティに十分配慮しましょう
  • スマートロックはとても便利。でも念のため物理キーも持ち歩きましょう(^_^;)

このあと、SwitchBot ロック Proの設置・設定を解説します

ここまでSwitchBot ロック Proの紹介をしてきましたが、次ページでは、その設置と設定方法を解説します。

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  • この記事を書いた人

けい☆ちーば

千葉県に暮らす、愛猫つむぎ(サイベリアンMix)とデジモノとジムライフをこよなく愛する会社員です。自分のお勧めや悪戦苦闘の日々を、あれこれ書いています。

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