SADIOT LOCK2に変えて、アプリからの反応の遅さが解消されました
SADIOT LOCK(初代)の不満点
スマートロック(Smart Lock)は物理的な鍵を使用せず、スマートフォンなどを利用してドアの鍵(サムターン)を施解錠できます。
家の玄関には2個の鍵が付いており、1つにはSADIOT LOCK、もうひとつにはSwitch Botロックを装着しています。製品によっては2つのスマートロックを連動させ、1度の操作で2つの鍵の施解錠をすることができますが、セキュリティや誤作動のリスクヘッジとして敢えて別々の鍵を使っています。
私がSADIOT LOCK(初代)を購入したのは2022年4月でしたが、2022年11月にSADIOT LOCK2が発売開始。色々と改善されているようでしたが、使用7ヶ月での買い換えはさすがに勿体ないので初代を使い続けていました。でも、初代の反応の悪さはずっと不満点でした。アプリから操作してもなかなか接続しないのでイライラなのです。Switch Botロックも初めは同じような感じがありましたが、本体やアプリのアップデートの度に改善されていくのに比べ、SADIOT LOCKではそのような変化は見られません(日本のメーカーはこういうところがとても保守的です)。
でもSADIOT LOCKも使用から1年が経過し、また先日のAmazonプライムデーで15%OFFとなったので、思い切ってSADIOT LOCK2を買うことにしました。
SADIOT LOCK(初代)とSADIOT LOCK2の違い
見た目はほとんど同じで、サイズ的には数mm程度の差です。でも、性能的には以下の点で進化しています。
- 通常使用で駆動時間は初代の最長2倍。低電力モードでは12ヶ月程度使用可
- オートロック用マグネットを使用することにより、ドア開閉検知式のオートロックの利用が可能に
- Amazon Alexaに対応し、声で操作が可能に
- Bluetooth の電波強度が初代比約25%アップで繋がりやすく、アプリ解錠速度も約5秒へ短縮
反応の短縮がストレス解消に
正直なところ、今回の強化点で嬉しいのはBluetooth の電波強度アップと解錠速度短縮だけといっても良いかもしれません。オートロックは閉め出しの恐れから使っていませんし、Alexaの声で解錠もセキュリティ的に不安のあるところです。
でも、反応時間の短縮目的だけでSADIOT LOCK2に更新する理由は十分です。もし、初代を使っているようでしたら、SADIOT LOCK2への買い換えは本当にオススメです。
Switch Botロックと比較する
家の場合、Switch Botロックも使っています。SADIOT LOCKを販売しているミネベアショウワ社が販売するのは、ロック関係商品と照明ですが、Switch Bot社が販売するのはロック以外にも照明、動体検知カメラ、リモコン、温湿度計、プラグ、掃除機など多くのスマート家電です。
SADIOT LOCK2とSwitch Botロックの比較表
SADIOT LOCK2 | SwitchBotロック | Qrio Lock | |
---|---|---|---|
本体価格 | 13,200円 | 11,980円 | 22,760円 |
電池(CR123A×2本) | 2系統(1系統あたり約半年) | 1系統(約半年) | 2系統(1系統あたり約半年) |
音声操作(Alexa) | ○ | ○ | ○ |
Wi-Fiユニット (外出先から操作) | ○ | ○ | ○ |
テンキー・指紋認証 | × | ○ | ○ |
手ぶら解錠 | ○ | × | ○ |
ウィジェット NFCタグ | ○ | ○ | ○ |
両者の最大の違いは、手ぶら解錠の有無です。手ぶら解錠はスマホのGPSと連動し、帰宅時に自動的に解錠できる機能です。この機能があるSADIOT LOCK2はとても便利ですが、たまに動作しないことがあるのが難点です。
その代わり、Switch Botロックはテンキーや指紋認証での解錠が可能です。これは屋外設置が可能で、スマホを持っていなくても解錠できることから、オートロックを設定していても安心といえます。
なお、私はQrio Lockもレンタルで試したことがあります。SADIOT LOCK2とSwitch Botロックのいずれの機能も網羅しているのですが、値段が高いのがネックです。値段が高いから100%施解錠が成功するというものでもなく、Qrio Lock1台の値段で他のロックであれば2台をほぼ買えてしまうので、個人的にはSADIOT LOCK2かSwitch Botロックのいずれかを買うのがオススメです。
まとめ
- スマートロックはとても便利。でも念のため物理キーも持ち歩きましょう
- オートロックは誤って閉め出しの可能性があるので、個人的にはあまりオススメ機能ではありません
- 外出先からの遠隔操作は、いずれも別売りのWi-Fiキットが必要となります
- Alexaとの連携で、声で施解錠ができるようになります。ただ、解錠についてはセキュリティに十分配慮しましょう