2003年以降に販売されたPanasonic製衣類乾燥除湿機がリコール対象に
パナソニックでは、2003年~2021年に製造した衣類乾燥除湿機について、除湿ローター付近から発煙・発火する可能性があるとして2023年4月23日にリコールを発表しました。家の場合ハイブリッド方式のF-YHD100を2台所有していましたが、今回のリコールでは代替機交換ではなく返金対応となったため、新しい除湿機を探した結果、SHARP製の除湿機を買ったという記事を先日書きました。
Panasonicに回収申込みをしてから約1ヶ月後回収セットが届いたので、その後の手続きを紹介します。
リコール対象除湿機回収セットの中身
届いた回収セットはとても大きいので面食らいます。理由は畳んだ段ボールがそのまま入っているためで、厚みはほとんどなく軽いです。
中身は以下のとおりですが、ハイブリッド式かデシカント式かで返送用段ボールサイズが違うようで、家の場合はハイブリッドの「A」段ボールが入っていました。
- 返送用段ボール
- 段ボール底板
- 封緘(ふうかん)用テープ4枚
- ポリ袋
- 返送用着払伝票(宛名等印字済)
除湿機梱包までの手順
手順①返送用段ボールの組み立て
ここからの作業は中に入っている説明書に従いますが、手順の1番目は返送用段ボールの組み立てです。
返送用の段ボールを組み立て→底板を入れ→封緘用テープを底に貼って補強します。
手順②除湿機をポリ袋に入れ段ボールに
次は、回収対象除湿機をポリ袋に入れ、組み立てた段ボールに格納します。
でもここで重要なのは、排水用タンクの水抜きです!(゚Д゚)
排水用タンクに残っている水があった場合、それを全部捨ててから梱包する必要があります。家の場合、新しい除湿機を購入してから1ヶ月以上放置していたので完全蒸発でしたが(^_^;)
問題はポリ袋に入れた除湿機を組み立てた段ボール入れる段階。重いのです。私の場合は除湿機の取っ手で引上げて上から入れましたが、説明書では横に寝かせて格納する方法も紹介されていました。
回収用段ボールに格納完了したら、ポリ袋の余っている部分をまとめ、封緘用テープで止めます。
手順③段ボールを閉じて封緘
最後は段ボールの蓋を閉じて→封緘用テープを貼り→返送用着払伝票を貼って終了です。
なお、伝票には届け先(パナソニックの回収センター)と依頼主の住所・名前(自分)が印字されているので、自分で記入するところはありません。
そして、集荷指定の宅配業者(家の場合ヤマト運輸)に連絡をすれば自宅まで回収に来てくれるので、渡して完了です。
まとめ
回収用段ボールセットが来るまで約1ヶ月かかりましたが、梱包自体は簡単です。
自分で用意するもの(筆記用具やテープ)はありません。作業も1人で15分もあれば完了すると思います。とはいえ、折角買った除湿機2台→買い換えた1台に減ってしまった訳で、今回のようなことが起きないよう、メーカーには注意をしていただきたいものです。