単3電池×4本から充電バッテリーへの換装
スマートホームで玄関の施錠に欠かせないスマートロック。私は主にSwitchBot ロック Pro を使っています。その前に使っていた無印のSwitchBot ロックは、リチウム電池(CR123A)×2本で最大180日動くとされていますが、SwitchBot ロック Proは、単3電池×4本で270日動くとされており、ランニングコストは断然上でした。
早速飛びつき、玄関の鍵上下2箇所に取り付け、ツインロック(2つの鍵を同時に施解錠)として使用しました。
当初は非常に快適でしたが、何故か下側に付けたロックの電池の消費速度が異常に速く、新品電池に替えて2週間程度で電池切れになる有様でした。当時はまだ充電バッテリーが発売されておらず、またサポートに連絡しても、のらりくらりとかわされるだけなので、面倒になって下側のロックを以前付けていたSADIOT LOCK2に戻し、上下の鍵を別製品で運用する方法に戻してしまいました。
まぁセキュリティで考えれば、2つの鍵で玄関からの侵入を防ごうとしているのを1操作で開けられるようにするのはリスクを高くするようなものなので、この方が理にかなっているといえるのかもしれません。
でも5月頃?になって、ついに専用の充電バッテリーの発売が始まりました。
これまた発売当初は売り切れで買えず、7月に予約した充電バッテリーが9月1日なってやっと届きました...現在は予約不要で買えるようです。
なお、SwitchBot ロック Pro本体については、以下の記事をご覧ください。
充電バッテリーは2パックで、2系統の運用が可能
SwitchBot ロック Pro専用バッテリーは、A・B2つのパックで構成され、まずAのバッテリーから使われ、Aがバッテリー切れとなるとBのバッテリーに切り替る仕様となっています。仕様の出力をみると3.0~4.2Vとあるので、単3電池×4本のときも2本ずつ消費されていたということになるのかもですね。
これにより、片方のバッテリーが充電切れになった場合、その片方だけを外して充電して戻すようにすれば、理論上、電源を落とすことなく365日運用することが可能になり、他社にはないアドバンテージといえるかもしれません。例えば、SADIOT LOCK2もリチウム電池(CR123A)×4本をセットして2本ずつ消費する2系統運用ですが、電池パックが1個にまとまっているため、電池交換の際は必ず電源OFFとなります。
脇に充電ケーブルを挿す口があり、USB Type-Cのケーブルが挿さるようになっています。ちなみに充電ケーブルも1本付属していました。
アプリのバッテリー表示も2系統になりました
しかし、電源が2系統になったとはいえ、系統ごとのバッテリー残量をどうやって確認するの?と思っていたら、スマホアプリのバッテリー残量確認画面が、電池のときは1画面だったのに、専用充電バッテリーにしたらちゃんと2系統表示になっていました。
色々新設設計ですね!
ちなみに、SwitchBot ロック Proと専用バッテリーのセットも売っているので、まだロック自体を持っていない人は、セット買いがオススメですよ。