はじめに
昨日も大きな地震がありました。もし大きな地震やゲリラ豪雨の落雷などで長時間停電になってしまった場合、どうやって電化製品を使ったら良いでしょう?スマホであればモバイルバッテリーで1日位は稼働を延ばせますが、テレビや電気ポットは使うことができません。
そのため、先日のAmazonプライムデーで約半額となっていた、Jackeryの新型ポータブル電源「Solar Generator 1000 New 1070Wh」を購入しました。家庭用電源が使えない場合でも充電できるよう「100W ソーラーパネル 1枚」のセットです。
この製品は日本国内で注目を集めており、Amazonでは1ヶ月で4,000台以上売れたと表示されます。私は主に非常時を想定して購入しましたが、アウトドアでも頼りになる一品です。さまざまなシーンでの活躍が期待される製品について、その魅力をご紹介します。
新型ポータブル電源 Jackery Solar Generator 1000 Newの特徴
Jackery Solar Generator 1000 Newは、新型のポータブル電源で、ソーラーパネルを利用しても充電でき、災害時にも安心です。
また、リン酸鉄バッテリーを使用したことで長寿命であるとともに、容量に対し重量が約10.8 kgで軽量という特長があります。このポータブル電源は、アウトドアや非常時に非常に頼りになるアイテムといえるかと思います。
高性能なリン酸鉄バッテリーを採用し常時充電可能
このポータブル電源が採用するリン酸鉄リチウム電池は、リチウムイオンバッテリーの長時間利用で起こりうる、過放電や過充電による熱暴走のリスクを抑えられるという特長があり、安全性が高く耐久温度が高いというメリットがありますが、最大のメリットは「長寿命」ということ。約4,000 回の充放電サイクルにより、毎日使っても10年間使える計算になります。
また、「緊急充電モード」を使えば、家庭用電源から最短60分でフル充電ができ、もちろん満充電で自動で充電をカットするほか、充電しながら給電するパススルー機能も搭載しているので、常時家庭用コンセントに繋ぎっぱなしで問題がありません。
これを利用すると、急な停電で止まっては困る電化製品を接続しておけば、万が一の停電でも稼働させられるので、無停電電源装置(UPS)的な使い方も可能です。
ソーラーパネルを使った充電が可能
ソーラーパネルを使った充電ができることは、特に「災害」時に大きな安心を提供します。
また、ソーラーパネルを使った充電は、環境に優しいだけでなく、停電時やアウトドア活動でも大変便利です。Jackery Solar Generator 1000の場合、1セットのソーラーパネルなら約15時間、2セットならの約8時間で満充電ができるとされています。
とはいえ、常時太陽光を最高率の角度で受けられるように調整するのは難しいといえるので、もっと時間がかかるかもしれません。補助的な使い方とはいえますが、家庭用電源以外の充電手段があるのは大きなメリットです。
また、何とソーラーパネルにも電源供給口(USB Type-AとType-C)があるので、太陽光でスマホ等を充電することも可能です。
車でも充電が可能
メーカーなどの情報を見ると、車のシガーソケットからも充電が可能です。メーカー直販ストアでは「Jackery 車載シガーソケット充電ケーブル」が販売されていますが、8月9日時点では売り切れ...
でも、シガーソケットから供給されるDC12VをAC100Vに変換できるコンバーターが売られており、これを使えばコンセントからの充電が可能です。コンバーターのコンセントに機器を直接繋げばそれで使えるじゃないか?ともいえますが、通常1,500Wもカバーすることはできません(コンバーターのヒューズが飛びます)。
したがって、 Jackery Solar Generator 1000 に車から充電してから(しながら)高い電力が必要な機器を使うのが現実的といえます。
スマホアプリで状態管理
Jackery Solar Generator 1000 Newは、なんと家庭内のWi-Fiに接続できる他、Bluetoothでスマホアプリと接続し状態も管理できます。
電源の状態管理の他、給電ポートの選択など本体パネルで操作できることは大体アプリで可能です。また、最速で満充電にできる「緊急充電モード」は、アプリからの操作で設定可能となるようです。
Jackery Solar Generator 1000 Newからの給電
豊富な給電ポート
新型Jackery Solar Generator 1000 Newが備える給電ポートは以下のとおりです。
- シガーソケット(12V)
- USB Type-C(最大30W)
- USB Type-C(最大100W)
- USB Type-A(最大18W)
- コンセント×3(合計1500W。 瞬間最大3000W)
これだけの出力があれば、ノートPCはもちろん、湯沸かしポットや冷蔵庫、エアコンや電子レンジすら使うことができます。メーカーホームページによれば、デバイスによる稼働目安は以下のとおりです。
これだけの容量があれば、ちょっとしたキャンプなら充分カバーできますし、節約と継ぎ足し充電をすれば数日間を乗り切ることも可能です。
まとめ:Jackery Solar Generator 1000 New 100Wを選ぶ理由
アウトドアのほか、災害時にも頼れる電源
今まで述べてきたように、ポータブル電源は、アウトドアだけでなく災害時にも頼れる外部バッテリー電源です。
「Jackery Solar Generator 1000 New 100W」 は、2024年7月に発売開始されたばかりで、リン酸鉄リチウム電池を採用したことにより、軽量かつ長期間(10年)の使用を可能としました。また、ソーラーパネルで充電できるため、家庭用電源に頼らなくても充電可能です。Jackery 社のポータブル電源はたくさんの種類があるため、自分の環境に合った製品を選択することも可能。
災害時には、電力供給が途絶えることが多いため、こうした「ポータブル電源」は非常に頼りになります。特に、スマートフォンやラジオ、照明などの基本的な電力供給を確保するために役立ちます。災害対策として、家庭に一台備えておけば、安心感が大きく向上するといえますね。