発売日に購入したXperia1VI
2024年6月7日(金)にXperia1 VI(マーク・シックス)が発売となり、約2年ぶりに機種変更することにしました。私の場合はauなので、SOG13となります。
Xperia5IV(SOG09)は、値段と大きすぎないサイズ感から選んだはずなのですが、その後、やはり大画面も使ってみようと中古でXperia1 IV(SOG06)を買ってしまい常用したので、正確にはXperia1 IV→Xperia1 VIへの機種変更というのが正しいかもしれません。
Xperia1 VIの性能
Xperia1 VIの性能については、既に色々なサイトで紹介されています。画面の比率が変わり、従来の縦長な特徴がなくなったとか、4Kじゃなくなったとか、ペンチマークのスコアが振るわないとか、否定的な記事も見ます。
とはいっても、普通に使う限りではXperia5 IVでもXperia1 IVでも困ることはありませんでした。Xperia1 VIは心臓部がより進化しているのですから、心配する必要はないと思っています。
パッケージはこんな感じ
Xperia5 IVのときもそうでしたが、SONYのパッケージは完全紙製で本当にあっさりしており、本体とクイックスタートガイドしか入っていません。充電ケーブルやACアダプタは自分で用意する必要があります。
Xperia1VIとXperia1IVの比較
Xperia1 VIとXperia1 IVを並べてみました。確かに縦が短くなり、横が広くなりました。持った感じは明らかに寸胴な感じを受けます。まぁ慣れの問題だとは思いますが...。あと、画面については、彩度が高くなり色味が濃く感じます。
Xperia5 IVのサイズも載せましたが、やはり一回り小さい感じです。
Xperia1 VI | Xperia1 IV | Xperia5 IV | |
---|---|---|---|
高さ | 約162mm | 約165mm | 約156mm |
幅 | 約74mm | 約71mm | 約67mm |
厚さ | 約8.2mm | 約8.2mm | 約8.2mm |
重さ | 約192g | 約187g | 約172g |
機種変更の注意点
auの場合強制的?にSIMの種類が変わります
これは今回の機種変更で一番悩ましかった点です。
どちらも5G対応機種ですが、Xperia1 VIのSIMは「5G SA(スタンドアローン)」という無印「5G」とは別の種類のSIMになります。従来の無印「5G」は4G設備も必要だったところ、「5G SA」は5G設備だけで運用でき(なのでスタンドアローン)、より高速化が期待できるということだそうです。この切り替えのために、SIM発行手数料3,850円(税込み)がかかります。
auの説明ページはこちら
当初の目論見は、Xperia1 IVはXperia1 VIが万が一故障した時のバックアップとするものでしたが、その度にSIM発行手数料3,850円(税込み)かかるなら、あまり現実的とはいえません。なんでもXperiaは、2023年発売の1Vから「5G SA」化したそうです。ちなみにiPhoneは、やはり14シリーズから「5G SA」化したとのこと。
eSIMなら良いのでは???
ここで思いました。自分の場合、SIMは物理SIM(SIMカード)ではなく、ソフトなeSIMです。物理SIMの再発行を伴わないなら、手数料なしでもいけるのでは?と。
ですが、無印5G↔5G SA間の切り替えは、eSIMであってもその都度3,850円がかかるそうで、やはり現実的ではありませんでした。
それでもXperia1 VIで無印「5G」SIMは使えました
Xperia1 IVのとき、2枚のSIM(eSIM+物理SIM)が使えたので、家族が使わなくなったスマホの無印「5G」SIMを挿してデータ通信用にしていました(そのSIMはスマホスタートプラン契約で、データ容量的に安かった)。
では今後は無印SIMは使えないのかと思ったのですが、挿してみたら「5G SA」は非対応ですが、従来の「5G」としては使えています。ネットで調べてみると、キャリアによっては「5G SA」はオプション扱いで、今でも無印「5G」が基本ということのようです。
auの場合は、オプション料金は取らない代わりに強制交換ということかもしれませんね。
データとアプリのお引っ越し作業
ケーブルかWi-Fiでデータ移行...
昔に比べれば、年々機種変も楽になってきました。Androidの場合、Googleアカウントで同期を取るようにしていれば、連絡帳や写真データなどはクラウド上にバックアップができているので、特別な機器やアプリを使わなくてもデータ移行には困りません。あとはMicroSDカードを移動させ、アプリをインストールし直して設定となるのですが、Xperiaの場合、2台並べて機種変更ができます。ケーブルによる有線でも、Wi-Fiを利用した無線でも可能です。
有線の場合、ケーブルが両端子ともUSB Type-Cでないといけないので、注意が必要です。充電ケーブルは片方がType-Aで片方がType-Cというのが多いかと思うので、以前Xperia5 IIからXperia5 IVに有線で移行した際は、家の中を探し回る羽目になりました(゚Д゚)
ちなみに下の写真は、Xperia5 IVからXperia1 IVへの移行のときのものです。
とはいってもこのデータ移行も万能ではなく、また意図しないデータ移行もあってあまり良い思い出がないので、今回は思い切ってほぼ手動でデータ移行することにしました。この辺はiPhoneのデータ移行の方が余程完璧です。
しかし、下取りなどで旧機種がない状態で機種変更する人はどのようにしているのでしょうか。次項で述べますが、アプリの移行は旧スマホで操作をしなければできないことも多くなってきています。
アプリの移行上の注意
一昔前、旧機種でSIMが挿してある状態(音声通話ができる状態)で機種変操作をしないと、新機種に移行できないアプリ(Suicaとか)がありました。しかし最近のアプリでは、そこまで厳密なものは、ほぼないのではと思います。でも、旧機種で機種変操作を必要とするアプリは未だにありますので、旧機種を残さないで機種変をする人は充分注意が必要なことには変わりありません。
なので、私が移行させたアプリでなんらかの操作が必要なものをリストアップしておきます(完全移行まで順次追加します)。
電話番号が必須
- LINE
旧機種で、機種変を許可させるスライドスイッチをONに。トーク履歴はGoogle Driveにバックアップして、旧機種で表示したQRコードを新しいスマホで読み取れば完了。メールとパスワードを登録してあれば、そちらでもできるようです。
おサイフケータイアプリでカードを預ける
- PASMO
新機種にアプリをインストールし、おサイフケータイアプリで単に受取り操作だけで終了 - Suica
新機種にアプリをインストールし「すでに会員の方はこちら」を選択。元のメアドとパスワードでログインし、後は説明に沿って操作
旧機種でアプリ登録解除する
- JAF
一応、新機種だけでもなんとかなります - 楽天銀行
旧機種のアカウントでQRコード表示(数字4桁も設定)、新機種のアプリでQRコードを読み取りクイックログインで移行完了
機種変更用パスワードを発行してセンターに保管
- WAON
旧機種で機種変更反映用パスワードは自動発行。新機種では、おサイフケータイ→WAONアプリで反映 - nanaco
アプリのカード設定から機種変更を選択。引継番号は自動発行。新機種にアプリをインストールし機種変更を選択で反映。なおnanaco番号が変更となるので、セブンーイレブンアプリを使うときは再紐付け。
IDとパスードであらかじめ機種変更手続
- 楽天Edy
楽天IDが必要。新機種では、おサイフケータイで反映(30日以内に移行必要) - みずほダイレクト
アプリログイン後、お客さまメニューの「設定の確認・変更」で「SDカードバックアップ」を選択。復元パスワードを控え、SDカードに移行データ保存。新機種でアプリをインストールし復元メニューから登録作業。ワンタイムパスワードは再設定が必要 - Bank Pay
旧機種で「機種変更コード払出」でコードを出し、新機種でアプリをインストールし、機種変更の方はこちらから使用しているメールアドレスとコードを入力。その後支払口座の決済用パスワードを入力する(Bank Payで設定したもの。生体認証の場合は入力不要になっている)
新機種では単にIDとPASSの入力だけでOK(SMS認証も含む)
- PayPay
Yahoo!IDで登録していたので、Yahoo!にログイン後、旧機種でQRコードを表示させ新機種で読み取れば完了 - ファミペイ
新機種でログインし直すだけ - 楽天Pay
新機種でログイン後、携帯番号認証のため、新機種から認証局へ電話する - XとInstagram
- じぶん銀行アプリ
おサイフケータイアプリでマイサービスのじぶん銀行アプリをタップ、電話へのアクセス等を許可。口座をお持ちのお客さまから規約を同意してアプリ利用設定で登録情報を入力。その後スマホ認証サービスの利用設定 - りそなグループ
新機種でアプリの初期登録を行ったあと、PCで銀行にログインし、『その他サービス』→『パスワード関連変更』→『スマホ認証・ハードウェアトークン等』→『スマホ認証利用申込』で指示どおりに作業
Xperia1 VIを買ったら欲しいもの
何はともあれ液晶フィルムとケースは欲しいところです。私の場合はいつもエレコム製でまとめる感じです。