壁に穴けずに済む解決法は?
自宅のスマートホーム化において、センサーやカメラを壁に設置する必要が出てきます。家の壁に画鋲やビスで穴を開けることができない場合、どうやって固定するかは悩ましいもの。スマートホーム化に限らず、エアコンのリモコンのや温度計の設置でも同じ悩みがあると思います。
そんなときの解決法のひとつが、柱を立ててそこに固定するという方法です!
今回利用したのはこのアジャスター
以前バネで突っ張るタイプの製品を利用したのですが、突っ張り力に不安があり、ネジで突っ張るこの製品を買ってみました
2×4(ツーバイフォー)木材の活用が便利!
「2×4工法」とか聞いたことあるかと思います。これは名前のとおり、サイズが約2インチ(規格上約38mm)×約4インチ(規格上約89mm)の木材を組み合わせて家を建てたりする工法です。この木材を使って屋内に柱を立ててしまうというのが今回の趣旨ですが、この木材は普通にホームセンターで買えますし、販売時点で既に表面がなめらかに処理されているので、サンドペーパーをざっとかける位で利用できてしまいます。2×4の詳しい情報は、こちらのページが参考になるかと思います。
柱を立てるまでの工程はこうでした
柱の選び方
材料自体は、ちょっと大きめのホームセンターで普通に買うことができます。
- 屋内で使うので、あまり欠けなどのない表面が綺麗なものを選びましょう。
- 長さは約8フィート(約2,440mm)が良いかと思います(日本家屋の場合、天井の高さは2m20 cm~2m40 cmが一般的)。
- 店舗で天井の高さに合わせてカットしてもらえますが、実際に柱を立てる場所の高さに合わせ、自分でカットする方がおすすめです。
- 問題はどうやって持ち帰るか?家の車はワンボックスカーなので持ち帰ることができましたが、難しい場合は店舗のトラックレンタルか配送を利用しましょう。
どうしてもという場合ネット通販の選択肢もあります(割高ですが)。
塗装ツーバイ材 【約38×89×2440mm】[2×4] ( DIY 木材 2x4 角材 塗装済 カット可 ツーバイフォー 4色展開 ) 価格:1,980円 |
表面加工
店舗で販売されている時点で、既に表面はなめらかに加工されていますが、それでもざらつくところがあるので、サンドペーパーをざっとかけます。
その後、私は木材保護で塗装していますが、屋内なので必須ではないかもしれませんね。なお、屋内なので空気に優しい塗料を選びましょう。
木材をカット
取説上、天井の高さから95mm短い柱を用意となっているので、メジャーで天井までの高さを測りノコギリでカットします。パーツを被せるので、切断面の処理は不要です。
ただ、この95mmでカットすると短くなりすぎるような気がします。1~2cm位長くする(天井から75~85mm位)のがコツです。長い分には微調整でまたカットすれば良いし、短すぎると最悪材料の買い直しになるので。
パーツの取り付け
パッケージの中に入っているのは柱の端に被せるキャップのみで、これを上下にはめるだけ。ネジが付いている方が天井側です。
今回買ったのが画面右側のネジ式突っ張りのものです。
画面左側のは、以前買ったバネ式のものですが、室内干しワイヤーの柱に使って洗濯物を干したら、重みで柱が倒れてしまいました(泣
柱を立て、ネジでとことん突っ張れば完成
立てた感じはこんなです。柱には、スマートホーム化に使うリモコンユニットを設置してみています。穴開けOKとしてこの柱を立てたのに、柱に穴を開けるのが忍び難く両面テープで固定してしまいました(オイオイ)。
以前のものと今回のものの、天井部の設置状況はこんな感じです。
今回の製品は、柱を手前に引っ張ってもびくともしない感じなのですが、床に接する方のユニットの滑り止めがどうもツルツルしていて滑り止め効果が不安なので、別途滑り止めを噛また方がより安心といえます。
また、単体使用の場合、壁に対して90度向きとかの設置は危険なので、広い面を壁に沿わせて立てましょう。
まとめ
- 家の壁に穴が開けられないなら、2×4材で穴開けOKの壁を作ってしまいましょう!
- 2×4材の加工はとても簡単です。ただ塗装するなら屋外にそれなりのスペースが必要です。
- 組み合わせて棚を作ったり応用範囲が広いのも製品の魅力です。
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