療養明け2日目から続く倦怠感と筋肉痛
10日間の療養明けの8月29日(月)から出勤し始めました。
ですが、翌火曜日からふくらはぎに筋肉痛が出てきました。初めは、今まで隔離生活だったので普通の暮らしで筋肉痛になったのかなぁ位にしか思っていませんでしたが、数日経っても治る感じがしません。仕事も忙しかったのでとりあえず勤務を続けたのですが、9月6日(火)に全身の筋肉痛というか倦怠感で起き上がれずに仕事を休むことに。その後も症状はあまり改善せず、水・木は在宅勤務でしのぎ、金曜日は出勤しましたが、帰る頃にはボロボロに。
夜は10時位に布団に入り、熟睡感も乏しくで朝は5時位に起きる日々。寝る時間は健康的な生活といえばいえるかもですが、体調は最悪のまま...。
これではどうにもならないと、今日診察に行ってきました。
回復まで約2ヶ月といわれました
お医者さまは多分中国の方で、発熱外来でもお世話になった方です。昨年の夏も随分お世話になりました。
お医者さまの説明では、後遺症はコロナウィルスの持つ物質が自律神経に作用し、交感神経と副交感神経のバランスが壊され起こすものであるとのこと。倦怠感、睡眠障害はそれが原因。そして頭の回転が鈍るとか集中力が欠けるとか、記憶障害が起こっているのではないか?と聞かれそのとおりです。
仕事をしているときも、人の名前とか用語とかが急に欠けるのです。忘れるというより、その部分がすっぽり抜けるのです(忘れると何が違うのかといわれると困るのですが、思い出すという行為自体が阻害される感じです)。
これはBrain Fog(直訳では「脳の霧」)といわれているそうで、コロナ特有の後遺症のようです。まぁコロナウィルス感染症自体は軽症で済んだのですが、後遺症がこんなにキツイとは思いもしませんでした。
後遺症については、約8割の人は約2ヶ月で改善し、約2割の人はさらに続くとのこと。そんなに続くのかと思うと正直心が折れそうです。
処方された薬は3つのアプローチから
①東洋医学としての漢方薬
中国系のお医者さまらしく、東洋医学からのアプローチ。
処方されたのは「十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)」。薬のはたらきとしては、「全身倦怠感、食欲不振の症状を改善する」ものだそうで、まさに直球です。
②安定剤と胃薬の混合
アルプラゾラムという錠剤0.5錠分を3回に分け、胃薬と一緒に飲むように処方されました。アルプラゾラムはいってみれば安定剤で、脳の興奮を抑えたり自律神経を整えたりという効能が。日中でも交感神経と副交感神経のバランスをとって症状を抑えられればというところです。
③睡眠を改善
眠りは長ければ良いという訳でもなく、その質も大事です。入眠時間は早くても、夢は毎日見るし夜中に何回も目が覚めるので熟睡感がないのです。深く眠って脳や身体を休めるとともに、栄養も補給するようにと3種類の薬が出ました。
- フルスルチアミン錠25mgで、ビタミンB1の補給薬。まぁアリナミンの主成分で栄養剤です。
- ベルソムラ錠15mgで、睡眠薬です。
- エスゾピクロン錠1mgで、睡眠薬です。
薬剤師さんの話では、人によって効き目が強く朝まで残ってしまうことがるので、調節するようにということでした。私の場合、不眠症ということはないので確かに毎日は不要かもしれません。
とりあえず、ただ漫然と後遺症に苦しむ状況から改善に向けて一歩を踏み出しました。1日でも早く改善を望みたいところです。